端末代抜きで月5,000円以上は高すぎる?月々の通信費を節約できるおすすめ格安SIM_8選

目次

この記事でわかること

  • 月5,000円以上のスマホ代が「高すぎる」と言われる理由
  • 大手キャリアを使い続けることで見落としがちな損失とは?
  • 通信費を大きく節約できる格安SIMのおすすめ8選
  • 乗り換え前に知っておきたい注意点と比較ポイント
  • 自分に合った格安SIMを選ぶためのチェックリスト

本記事では、「スマホ代って高すぎる?」と感じている方に向けて、
月々の通信費を見直すヒントや、実際におすすめできる格安SIMの選び方を分かりやすく解説しています。

この記事を最後まで読めば、スマホ代を月1,000円〜3,000円台にまでグッと抑える方法がわかり、無理なく通信費の節約が可能になります。

固定費の見直しで家計に余裕を持たせたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

「おすすめだけ知れればオッケー」という方は【おすすめ8選】まで読み飛ばしていただいても問題ないです。

月5,000円以上の通信費、なぜ「高い」と感じるのか?

最近は、筆者の周囲でも格安SIMに乗り換える20〜30代の方が増えており、「月々1,000〜3,000円台でスマホを使えるのが当たり前」という感覚が広がっています。

一方で、いまだに大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)を契約している方も多く、通信費だけで 月5,000〜8,000円台を支払っているケースも少なくありません。
さらにスマホの端末代を分割で払っている場合は、通信費+端末代で1万円以上になることも多く、家族で複数台契約していれば月2万円超えという負担も。

総務省の調査によれば、スマホの通信費は年々下がっている傾向にありますが、それでもなお 「5,000円以上」支払っている方は割高な契約をしている可能性が高いと言えます。

通信費は毎月かかる「固定費」であり、家計に与える影響は非常に大きなもの。
節約を考えるなら、まず見直したい出費の一つです。

格安SIMに変える前に知っておくべき基礎知識

格安SIMは、大手キャリア(MNO)の回線を借りて、より安価な通信サービスを提供している事業者のことを指します。

格安SIMには、大きく分けて2つのタイプがあります。
まずひとつは、大手キャリアが通信回線を所有しており、その一部を格安回線として提供するサブブランドやオンライン専用プラン。

たとえば以下のようなものがあります:

  • ahamo(アハモ):NTTドコモのオンライン専用プラン
  • povo(ポヴォ):au(KDDI)のオンライン専用プラン
  • UQモバイル:auのサブブランド
  • Y!mobile(ワイモバイル):ソフトバンクのサブブランド
  • 楽天モバイル:自社回線を持つ「第4のMNO」、大手キャリアと同じ位置付けですが、料金が安いため「格安SIM」として見られることもある

これらは通信品質が比較的高く、大手のキャリアのポイントやその他サポート体制を一部利用できる点が魅力です。

もうひとつは、独立系の格安SIMです。
これらは、前述した大手キャリアの通信回線を一部間借りしてサービスを提供しているMVNO(仮想移動体通信事業者)で、通信速度よりもとにかく月額料金を抑えたい方に人気です。
こちらはより安いプランが豊富で、以下のような事業者があります:

  • IIJmio(アイアイジェイミオ)
  • mineo(マイネオ)
  • 日本通信SIM など

ただし、通信が混み合う昼休みや夕方などは、速度が低下することがあるため、使用状況によってはストレスを感じる場面も。

とはいえ、どちらも「安い=品質が悪い」というわけではありません。
自分のスマホの使い方(動画をよく見る・LINEだけ使う・音声通話が多いなど)に合わせて選べば、無駄のない、満足度の高い通信プランでしっかり節約できます。

【実体験&人気SIM】月々の通信費を節約できる格安SIM_8選

「スマホ代、毎月5,000円以上払ってるけど安くしたい!」「乗り換えるならおすすめは?」
そう感じている方に向けて、通信費を大きく節約できるおすすめ格安SIMを使用用途の目安を踏まえて8つ紹介します。

筆者自身は、これまでにahamo、povo、日本通信SIMを実際に利用し、現在はahamoを契約中です。
それぞれの体験をベースに、その他ネットの口コミで人気の格安SIMも交えて紹介します。

比較表(詳細は表の下へ⬇︎

スクロールできます
サービス名月額料金の目安通話料金支払い方法手数料
(乗り換え時のみ)
通信品質こんな人におすすめ通信回線
ahamo2,970円(30GB)/月
4,950円(110GB)/月
5分無料
(超過後22円/30秒)
クレカ
口座振替
キャリア決済
3,300円
SIM発行:別途料金
非常に安定している通信の安定感を重視しつつ、料金も抑えたい人
短時間の通話が多い人
ドコモ回線
povo30日間990円(3GB)、2,700円(20GB)
など都度購入式
5分かけ放題/月550円
制限なし/月1,650円
基本通話料:22円/30秒
クレカ
ペイディ(口座振替)
キャリア決済
(auID必須)
0円比較的安定している
(混雑時はやや低下)
月によって通信量が大きく変わる人(カスタムしたい人)
都度料金を変更したい人
au回線
UQモバイル
3,828円(35GB)/月
余ったデータを翌月に繰越
10分かけ放題
(超過後22円/30秒)
クレカ
口座振替
3,850円比較的安定している
(郊外や山間部では
やや低下)
店舗サポートも欲しい
そこそこ通信品質も料金もバランスよく求める人
au回線
ワイモバイルSプラン2,365円(4GB)
Mプラン4,015円(30GB)
Lプラン5,115円(35GB)
Lプランは10分かけ放題
24時間かけ放題は
1,100円/月
基本通話料:22円/30秒
クレカ
口座振替
PayPay
3,850円非常に安定している家族でまとめて契約したい人
ソフトバンク系のサービスを使っている人
ソフトバンク回線
楽天モバイル980円(3GB)/月
1,980円(20GB)/月
2,980円(無制限)/月
学割、家族割、シニア割など有り
Rakuten Linkアプリ利用で通話無料

アプリ未使用時
(22円/30秒)
 クレカ
デビットカード
口座振替
楽天ポイント利用
0円比較的安定している
(郊外や山間部では
やや低下)
通話をたくさん使う人
楽天経済圏ユーザー
家族割などを使いたい人
自社回線
自社で補えないエリアはau回線
IIJmio850円(2GB)/月
950円(5GB)/月
1,400円(10GB)/月
以降増量可
限定キャンペーン、家族割有り
5分かけ放題/月500円
10分かけ放題/月700円
制限なし/月1,400円
基本通話料:11円/30秒
クレカのみ3,300円
SIM発行:別途料金
遅い時間帯あり
(12時〜13時頃に速度低下)
細かくプランを選びたい人
eSIMやデュアルSIMに挑戦したい人
ドコモ回線もしくはau回線の選択式
mineo1,298円(1GB)/月
1,518円(5GB)/月
1,958円(10GB)/月
以降20GB、50GB有り
mineoアプリ/月額無料
10円/30秒
10分かけ放題/550円
制限なし/1,210円
基本通話料:22円/30秒
クレカ
eo光を契約している方は口座振替かクレカを選択可
3,300円
SIM発行:別途料金
遅い時間帯あり
(12時〜14時頃に速度低下)
通信量に波がある人
とにかく安く使いたい人
ドコモ回線もしくはau回線、ソフトバンク回線の選択式
日本通信SIM290円(1GB)/月
1,390円(20GB)/月
2,178円(50GB)/月
20GBのプラン以降、
通話5分かけ放題、もしくは1ヶ月70分まで無料通話の選択式
(超過後11円/30秒)
クレカ
一部デビットカード
3,300円遅い時間帯あり
(12時〜14時頃に速度低下)
とことん価格を抑えたいコスパ重視
毎月一定量の通話も使いたい人
ドコモ回線

ahamo(アハモ)【実体験あり】

筆者が現在も利用しているのが、NTTドコモが提供するオンライン専用プラン「ahamo(アハモ)」です。
実際に使ってみて感じたのは、大手キャリアの回線品質をそのままに、非常にパフォーマンスが高いという点でした。

知っておきたいポイント

月額2,970円で20GB+5分かけ放題が標準

ahamoは、月額2,970円(税込)で20GBのデータ通信に加え、5分以内の通話が無料という分かりやすいプランが魅力です。
これまで月5,000〜8,000円ほど支払っていた方なら、乗り換えるだけで年間2〜3万円の節約も可能になります。

通信の安定性はさすがドコモ回線

平日のお昼や夕方など、回線が混雑しやすい時間帯でも速度が落ちにくいと感じています。
地方や建物内でも、ストレスなく動画視聴やSNSが使える点は、格安SIMとの大きな違いかもしれません。

デメリット:サポートはオンラインのみ

唯一気になる点としては、ドコモショップでのサポートが受けられないという点。
スマホの操作に不安がある方や、高齢のご家族にはややハードルがあるかもしれません。
ただ、マイページやチャットサポートが使いやすく、慣れてしまえば不便さは感じませんでした。

こんな人におすすめ!
  • 安定した回線品質を保ちつつ、月額料金を抑えたい方、月に20GB以上使用する方
  • 通話は5分以内が多く、長電話をあまりしない方
  • オンライン手続きに抵抗がない方

povo(ポヴォ)【実体験あり】

筆者が以前利用していたのが、KDDI(au)が提供するオンライン専用プラン「povo(ポヴォ)」です。
基本料金0円から始められ、必要な分だけ「トッピング」で通信量や通話を追加していく、自由度の高い料金設計が特徴です。

知っておきたいポイント

月額0円からスタート。必要な分だけ“買う”スタイル

povoは、基本料金が0円。データ容量やかけ放題通話も「トッピング(都度購入)」で追加します。
私の場合は、家にいる時間が長く、自宅のWi-Fiで済んでいる月は3GB(990円)で、外出が多い月は20GB(2,700円)など、ライフスタイルに合わせて使い分けていました。
データをあまり使わない月は1,000円以下に抑えられるのが大きな魅力です。

通信品質は安定。au回線の強みを感じる場面も

auの回線を使用しているため、基本的な通信の安定性は高く、都内や地方でも問題なく使えました。
建物内や地下などでは電波が弱まることもありますが、日常使用には大きな支障はありませんでした。

デメリット:トッピング管理にやや注意が必要

唯一気になったのは、トッピングの有効期限切れや購入忘れによる通信制限。
使いたいタイミングで低速になってしまうと不便なので、事前に余裕を持って購入する意識が必要です。

こんな人におすすめ!
  • 月によって通信量の差が大きく、柔軟に使いたい
  • 外出が少なくWi-Fi中心の生活をしている方
  • オンライン手続きに抵抗がない方
  • データ追加を自分のタイミングでコントロールしたい方

UQモバイル

UQモバイルは、KDDI(au)が展開するサブブランドで、通信品質の高さと料金のバランスが優れていることで知られています。
大手キャリアのサポートに近い安心感がありつつ、料金は格安SIM並に抑えられる、「ちょうどいい格安SIM」という印象です。

知っておきたいポイント

月額2,365円〜。余ったデータは翌月に繰り越せる!

UQモバイルの基本プラン「コミコミプラン」は、月額3,828円(税込)で20GB+10分かけ放題付き。
また、「トクトクプラン(5GB/1,628円〜)」など利用量に応じたプラン選択が可能です。
使い切れなかったデータは翌月に繰り越せるのも嬉しいポイント。

通信速度は格安SIMより一歩上。昼も安定して使える!

サブブランドであるUQモバイルは、通信が混雑するお昼の時間帯でも安定しており、動画視聴やSNSも快適。
povoやmineoなどの格安SIMよりも、通信優先度が高いためストレスが少ないという声が多く見られます。

デメリット:プランがやや複雑、割引条件が多い

家族割・自宅セット割など割引を受けるには条件が必要なプランもあるため、料金の見極めには少し注意が必要です。
また、大手キャリアのような完全な無制限プランはないため、大容量を求める人にはやや物足りないかもしれません。

こんな人におすすめ!
  • auの安定した回線を使いたいけれど、店舗のサポートも受けつつ料金も抑えたい
  • 通信の安定性も料金も、両方バランスよく求める方
  • 家族でまとめて契約して割引を受けたい方

Y!mobile(ワイモバイル)

Y!mobile(ワイモバイル)は、ソフトバンクが展開するサブブランドで、料金・通信品質・サポートのバランスに優れている格安SIMです。
全国のソフトバンクショップでサポートが受けられるため、格安SIMに不安のある人でも安心して利用できます。

知っておきたいポイント

月額2,178円〜。10分かけ放題が初月からついてくる!

Y!mobileでは、「シンプル2 S/M/L」という3段階の料金プランがあり、月額2,365円(税込)で4GB(シンプルS)からスタートできます。
Mプラン(20GB)・Lプラン(30GB)にアップすれば、動画やSNSの利用も安心。
10分以内の通話が無料になる「だれとでも定額」が最初からセットになっている点も魅力です。

通信品質は格安SIMよりワンランク上。昼休みも快適

サブブランドであるY!mobileは、ソフトバンクとほぼ同等の通信品質を確保しており、混雑しやすいお昼や夜間でもストレスを感じにくいという口コミが多い印象です。
格安SIMにありがちな「速度が不安定」という悩みが少ないようです。

デメリット:家族割やセット割を使わないと料金が高くなる可能性も

割引を適用しないと、他社よりもやや割高に感じることがあります。
また、事務手数料がかかる場合がある点も注意が必要です。

こんな人におすすめ!
  • ソフトバンクの安定した回線を使いたい方
  • 格安SIMに挑戦したいが、サポート体制も重視したい
  • 家族割や自宅セット割などでお得に使いたい方

楽天モバイル

楽天モバイルは、楽天が提供する第4のMNO(自社回線を持つ大手通信キャリア)で、料金プランのシンプルさと段階式の価格設定が特徴です。
筆者も以前利用していたことがあり、特にデータ使用量が少ない月は非常にお得に感じました。

知っておきたいポイント

データ使用量に応じて料金が決まる段階制プラン

楽天モバイルの「通常プラン」は、月3GBまでは1,078円(税込)、20GBまでは2,178円、それ以上はどれだけ使っても3,278円という、わかりやすい料金体系が魅力です。(家族で使用すると「最強家族プログラム」が適用されて、もっと安くなります。)
また、使った分だけの請求になるため、月によって使用量が大きく変動する方にとって非常に柔軟です。

Rakuten Linkアプリを使えば通話し放題

専用アプリ「Rakuten Link」を使えば、国内通話が無制限でかけ放題になります。
仕事などで通話が多い人にはうれしいポイントですが、音質やアプリの安定性には個人差のある評価もあるため、使い勝手にはやや慣れが必要です。

通信エリアは拡大中だが、まだ不安定な地域も

楽天回線エリアは年々拡大していますが、地方の山間部や遮蔽物の多い建物内での通信品質は他社に比べて不安定に感じる場面もあるという口コミも目立ちました。
エリア外でもパートナー回線(au)に自動接続されるため、通信品質もある程度のカバーはされているため、それほど不便に感じていない方も多いようです。

こんな人におすすめ!
  • 月によってデータ使用量が大きく変わる方
  • 通話が多く、Rakuten Linkを使ってかけ放題を活用したい方
  • 楽天経済圏(楽天カード、楽天市場など)をよく使う方
  • 楽天回線エリアに住まわれていて、通信費用を安くしたい方

IIJmio(アイアイジェイミオ)

筆者自身は未使用ですが、通信費を極限まで抑えたい方や、スマホを複数台持ちたい方から人気の高いのが「IIJmio(アイアイジェイミオ)」です。
老舗のMVNOとして信頼が厚く、ユーザーの自由度が高いのが特徴です。

知っておきたいポイント

2GB(月850円)+音声通話(500円)が可能!とにかく安い(キャンペーン中は3ヶ月音声通話無料になることも)

IIJmioの最大の魅力はそのコスパの良さ。月額850円(税込)のプランがあり、「最低限でいいから安くしたい」という方にピッタリです。
また、2025年6月時点では「通話かけ放題+20GB」が900円で使用可能(契約から3ヶ月間)というキャンペーンを実施しているのでお得感が高くなっています。

選べる回線(ドコモ or au)でエリアの柔軟性も◎

契約時にドコモ回線またはau回線を選ぶことができるため、住んでいる地域や端末の相性に合わせて選択可能。
通信速度はやや混雑時間帯に落ちる傾向がありますが、軽めのネット利用やSNSには支障がない程度です。

デメリット:混雑時の通信速度とサポート体制

やはり大手キャリアやサブブランドと比べると、12時台・18時台など混雑時は通信速度が落ちやすいです。また、基本的にサポートはオンライン中心で、対面の店舗がないため、スマホ操作に不安がある方は注意が必要です。

こんな人におすすめ!
  • 通話は少なく、とにかく月額料金を安くしたい方
  • 2台目スマホやサブ回線として契約を検討している方
  • ネットは主にWi-Fiで使い、外では軽い利用しかしない方

mineo(マイネオ)

筆者は未使用ですが、SNSや口コミでも根強い人気を誇るのが「mineo(マイネオ)」です。料金の安さに加え、独自のコミュニティやユーザー同士で助け合える仕組みがあるのが特徴で、柔軟に使い方を調整したい方に向いています。

知っておきたいポイント

月額1,298円〜で音声付き+1GB。繰り越しも可能!

mineoのデュアルタイプ(音声通話+データ通信)は、1GB:1,298円〜と非常にリーズナブル。
データの翌月繰り越しや、余ったパケットをシェア・譲渡できる仕組みもあり、家族や複数端末利用者には嬉しい仕様です。

選べる3キャリア回線&低速モードをうまく使えば超節約に!

ドコモ・au・ソフトバンクの回線から選べるため、スマホ端末との相性を考えて契約できます。また、節約モード(低速モード)をオンにすれば、最大200kbpsながらデータ消費ゼロで利用可能。SNSや音楽ストリーミングには意外と問題なく使えるという声も。

デメリット:混雑時の速度低下やサポートの制限

お昼や夕方など混雑時の通信速度はかなり落ちる傾向があり、動画視聴や高速通信が必要な方にはやや不向きとも言えます。
また、店舗サポートは基本的に少ないため、操作に不安のある方は事前に公式サイトでの確認が重要です。

こんな人におすすめ!
  • とにかく月額料金を抑えてスマホを使いたい方
  • 家族や友人とパケットをシェアしたい方
  • 高速通信にこだわらない方

日本通信SIM【実体験あり】

筆者が実際に利用していたことがあるのが「日本通信SIM」です。
通話やデータ通信をしっかり使いけど、コストはできるだけ抑えたい――
そんな希望を叶えてくれる、「シンプル&高コスパ」なプランが魅力です。
広告をあまり出していないからこそできる価格帯だなというように思います。
私はとにかく安くしたいという一心から契約していましたが、お昼の時間帯(12時~14時頃)に通信速度がガクッと下がるため、会社のお昼休憩がその時間帯にかぶってしまうと、ほぼSNSや動画などはまともに見れなかった記憶があります…

月額1,390円〜で1GB+70分通話付き!

「合理的プラン」シリーズでは、1GB+通話70分で月額1,390円(税込)という破格のプランがあります。電話をよく使う方でも、通話時間が短めであればこのプランで十分対応可能。かけ放題オプション(+1,390円)を付けても合計2,780円で運用でき、他社と比べても圧倒的なコスパです。

ドコモ回線で安心。混雑時間もそこそこ安定

通信はドコモ回線を使用しており、筆者が使っていた際も大きな通信トラブルや遅延は感じませんでした。とはいえ、格安SIMの特性上、お昼休みなどの時間帯ではやや遅さを感じる場面もありましたが、LINEやネット閲覧程度なら問題ありませんでした。

デメリット:サポートはオンライン中心、SIMフリー端末推奨

店舗がないため、申込みやトラブル対応はすべてオンライン。初めて格安SIMを使う方には少しハードルがあるかもしれません。また、ドコモ回線を利用しているため、ドコモ系またはSIMフリー端末との相性が良いです。

こんな人におすすめ!
  • 通話込みでとにかく安くスマホを運用したい方
  • 電話は毎月60〜70分程度で収まる方
  • 自分で設定・手続きができる人(サポート不要な人)

格安SIMへの乗り換えで注意したい3つのポイント

1_今使っているスマホがそのまま使えるとは限らない

格安SIMに乗り換える際、お使いのスマホが対応していない可能性があります。

注意したい点:

  • SIMロックが解除されていない(2021年10月1日以前にキャリアで購入した端末はロックがかかっている場合が多いです。)
    ※確認方法は端末によって異なりますが、基本は設定画面から見れます。
  • 対応バンドが格安SIMの回線と合っていない(特に海外製スマホなど)

対応端末かどうかは、各格安SIM公式サイトの「動作確認端末一覧」で必ず確認しましょう。

2_通信速度は時間帯によって差がある

格安SIMは大手キャリアの回線を間借りしているため、昼休みや夕方などの混雑時間帯には通信速度が遅くなる傾向があります。
実際に筆者が使ってみて感じたことですが、大手3社から出ている格安SIMよりも、独立系のSIMの方が「遅いな」と感じたのが正直なところです。

注意したい点:

  • 通勤・通学中にYouTubeやSNSを頻繁に使う方は注意が必要。
  • サブブランド(UQモバイルやY!mobile)は比較的安定しているため、速度重視の方におすすめです。ただし料金は若干高めとなります。

3_サポート体制や契約手続きはオンライン中心

格安SIMの多くは店舗を持たないオンライン専用のサービスです

注意したい点:

  • 申込みや初期設定をネットから自分で行う必要がある
  • トラブル時の対応も基本はチャットやメール

4_支払い方法がクレカのみの場合も

格安SIMによっては、支払い方法がクレジットカードのみに限定されている場合があります。
特にオンライン専用プランや、月額料金が安いSIMほど、支払い方法をクレカに限定している傾向があります。
デビットカードや口座振替に対応していない場合もあるため、申込み前に必ず支払い方法をチェックしましょう。

注意したい点:

  • クレカを持っていない人は要注意
  • 家族名義のクレカは使えない場合もある
  • 一部のサービスでは、後払い決済(バンドルカード・キャリア決済)が使えるケースも

まとめ&結論|5,000円以上払っているなら、格安SIMは早めに検討すべき

スマホの通信費は、節約効果が大きい固定費のひとつです。
月々5,000円以上を支払っているなら、格安SIMへの乗り換えで年間数万円の節約も夢ではありません。
小さな出費の見直しよりも、まずはこうした大きな固定費から見直すことで、家計全体の改善がしやすくなります。

「どのプランが自分に合っているのかわからない」「乗り換えが面倒に感じる」といった不安を持つ方も多いかもしれませんが、最近では各社のチャットサポートやプラン診断ツールが充実しており、想像以上にスムーズに切り替えができるはずです。

実際に複数のSIMを使ってきた筆者の経験から言えば、昼の時間帯だけ通信速度が落ちることを許容できるのであれば、日本通信SIMのような超低価格プランも十分選択肢になります。

また、月ごとに使う量にばらつきがある方や、サブ端末で一時的に運用したいというニーズがある場合には、トッピング型で調整できるpovoは非常に柔軟な選択肢です。

反対に、通信の安定性や快適さを重視する方には、ドコモ品質を保ったahamoや、UQモバイル・Y!mobileといったサブブランドが安心感を与えてくれるでしょう。

まずは「自分がいま毎月いくら支払っているのか」を把握し、「どれくらいデータを使っているか」「通話の頻度はどの程度か」を見直すことから始めてみてください。

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