出産時や生活のお金に困ったらローンより公的サポートに目を向けよう!まずは保健所・市役所に相談

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この記事の概要

「お金が足りない…」「出産や子育てで不安…」そんなときは、どこに何を相談したら良いのかとても不安になりますよね。
私自身、生活に困窮してローンを先に組んでしまい、さらに困窮してしまうという出来事がありました。
その際、困り果てていたときに保健所で家計の相談に乗ってもらい、役所で申請できる手続きについてやフードバンクの支援を受けることができました。
その時はもっと早くそういった場所があることを理解して、相談できていれば生活費が逼迫ひっぱくしなかっただろうなと思いました。

妊娠中の方で費用や育児に不安を抱えている方は、ゆりかご面接などで出産前後のお金や育児の相談にも応じてもらえるそうです。※妊婦面談やパパママ面談とも呼んだりします。

こうした相談の後、必要に応じて市役所や福祉課へ案内され、手続きを進めることになる場合もありますが、最初の相談場所として保健所はとても心強い存在です。

この記事では、私の体験をもとに「公的なサポートで得られる安心感」と「どんなサポートが受けられるか」をご紹介していきます。

ローンより先に相談!公的サポートを活用しよう

ローンは返済負担が大きいリスク

ローンや借金は、一時的にお金を確保する手段として便利に感じるかもしれません。
しかし、実際には返済義務がついてまわり、利息によって負担がどんどん膨らむ可能性があります。
また、逼迫ひっぱくした原因をクリアにしない限り毎月の支払いが再度家計を圧迫し、精神的にも追い詰められてしまうことも。
こうしたリスクを避けるためにも、「まずは公的な支援を頼れるところから探す」という考え方はとても大切です。

保健所や市役所には生活に役立つ公的支援がある

制度がたくさんありすぎて多くの人が見落としがちですが、実は保健所や市役所には生活に役立つ公的支援が数多く用意されています。
生活に困っている人向けの生活困窮者自立支援制度や、食料や日用品の支援をしてくれるフードバンクの紹介など、地域の特性に合わせた手厚いサポートがある場合も。
こうした支援は、条件が合えば返済不要な場合も多く、安心して使える制度です。

また、退職した方などに多いのが国民健康保険やその他税金面、年金などの支払いで家計が困窮してしまうパターンです。
上記のようなお金を払う為に借金をしてしまいそうな場合は、借金をする前に国民健康保険の減免・猶予措置が無いかを市役所に問い合わせてみましょう。

まず相談するだけで安心につながる理由

「困っている」と口に出すのは勇気がいりますが、保健所や市役所の相談窓口は、そんな悩みに真剣に耳を傾けてくれます。
相談することで、具体的な支援制度を紹介してもらえたり、これからの見通しが立ったりと、不安がぐっと軽くなることが多いです。
「まずは相談だけでもOK」と思える窓口だからこそ、気軽に足を運ぶことができます。

まずは、ご自身のお住まいの地域にある保健所や役所のHPを確認してみて、
実際に電話で詳しく事情を説明することで、今抱えている問題を解決する為の糸口が見つかるかもしれません。

保健所・市役所で受けられる具体的なサポート内容

生活困窮者自立支援制度、フードバンクなどの例

保健所や市役所では、生活費に困っている方に向けた生活困窮者自立支援制度といった案内してくれることがあります。
これらの制度は、生活費の立て直しをサポートするもので、
家計相談や就労支援、住居確保支援など、状況に応じた支援を受けることができます。
また、フードバンクと連携して、食料品や日用品などを支援してもらえることもあります。
これらの公的サポートは返済の必要がない場合が多く、安心して利用できるのが特徴です。

妊娠中なら「ゆりかご面接」や産後の相談も

妊娠中の場合は、「ゆりかご面接」という、妊婦さん向けの相談窓口があります。
※地域によっては「妊婦面談」「パパママ面談」などとも呼ばれます。

この面接では、妊娠や出産に関する公的支援制度の詳しい説明を受けられるほか、出産前後に必要な準備や心構え、家計面の不安まで相談できます。
私たちもこの面談を通して、住んでいる地域のベビーシッターさんを安価に派遣してもらえることや、有償にはなりますが地域の方に気軽に子供を預けられるサービスをやっていることなどを教えていただけました。
詳細は伏せられましたが、「出産時の費用を払えないかも」という方に向けてはもう少し踏み込んだサポートをしてくれるような説明をしていただけました。
※地域によって内容が異なりますので不安な方は一度、保健所もしくは市役所に相談してみてください。

さらに、妊娠中だけでなく、産後も育児や赤ちゃんのお世話についての不安があれば引き続き相談にのってくれる体制が整っています。
「家族がどのくらい協力できるのか不安…」「産後のサポートがどれくらい必要なのか知りたい」といった心配事も、丁寧に聞いてもらえます。

こうした公的な相談窓口があることで、妊娠・出産期の悩みを一人で抱え込まずにすむのは大きな安心感。
ぜひ、気になることがあれば、まずは一度ゆりかご面接を活用してみてくださいね

地域によっては他にも使える制度がある

さらに、住んでいる地域によっては、他にも生活を助けるための独自の制度が用意されていることがあります。
例えば、子育て応援券や交通費の助成、地域限定の子育て世帯への支援金など。
これらは自治体ごとに内容が異なるので、まずは自分の住んでいる地域のホームページや相談窓口で情報を集めてみることをおすすめします。

実際に相談してみて感じたこと・注意点

相談時に必要な書類・心構え

実際に金銭的なことで保健所や市役所に相談に行くときは、収入や家計の状況が分かる書類(収入証明や家計簿のメモなど)があるとスムーズかもしれません。
とはいえ、必ずしも完璧な書類が必要なわけではなく、まずは「困っている状況を正直に伝える」ことが何より大切だと感じました。

私たちもそうでしたが、「弱みを見せるようでちょっと恥ずかしいな…」と思うかもしれませんが、相談員の方は真剣に話を聞いてくれます。
また、妊娠中のゆりかご面談でも「お金や育児の不安」を丁寧に聞いてくれるので、気負わずに臨んでみてくださいね。

プライバシーへの配慮があるので安心

「生活に困っている」と人に話すのはとても勇気がいりますが、保健所や市役所の相談窓口では、相談内容が外に漏れることはありません。
しっかりプライバシーが守られる仕組みがあるので、安心して話ができます。
実際に相談してみると、親身になって話を聞いてくれる相談員さんの存在に「ここでなら安心して話せる」と感じられました。

私が感じた「相談してよかった!」という実感

正直に言うと、過去に金銭的に逼迫ひっぱくしていたときは、相談に行くこと自体がとても不安で、「お金のことを人に話すのは恥ずかしい」と感じていました。
でも、実際に相談してみると、家計の見直しや公的支援について具体的に教えてもらえたことで、心の重荷が少しずつ軽くなったのを覚えています。
フードバンクの食料支援も本当に助かりましたし、「こんなふうに支えてくれる場所があるんだ」と知れたことで、大きな安心感につながりました。

最近では、ゆりかご面談でもお金の不安や出産後の生活のことまで親身に相談に乗っていただけて、改めて「安心して出産までの準備を進めていこう」と思えました。
相談に行く前は勇気がいりましたが、実際に話してみると「相談してよかった」と心から思えた体験です。

まとめ|公的サポートを上手に活用して安心な暮らしを

生活に困ったときは、ローンや借金を考えてしまいがちですが、実はお金を借りる前に保健所や市役所に相談することで、返済の必要がない支援を受けられる可能性があることを頭の片隅に置いておきましょう。

私自身も「こんなふうに助けてもらえるんだ」と感じられて、本当に安心できました。
特に最近だと妊娠や子育てに関する相談は、ゆりかご面接など専門的なサポートもあって、少しずつ不安が和らいでいくのを実感できると思います。

「お金の不安を誰にも話せない…」と一人で抱え込まずに、まずは気軽に保健所や市役所に相談してみてください。
公的な支援をうまく活用して、少しでも安心して暮らしていけるための情報として参考になれば幸いです。

よろしければ出産までにどのくらいの費用になるかも随時更新していきますので、以下の記事も参考程度にご覧ください。

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